ミンダナオドームの研究


 


 このように重要な西太平洋に位置するミンダナオドームの季節変動については、Masumoto and Yamagata (1991)によって、研究されています。
この研究によると、ミンダナオドームは、冬のアジアモンスーンに伴う局所的な湧昇によって形成され、2月ごろ最も発達します。その後、東経160度付近からの暖水の侵入によってドームは夏までに破壊されます。しかし、最近の研究で、この暖水の起源は、東太平洋熱帯域までさかのぼれることがわかりました。




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