印刷解像度や使用するトレイ、両面印刷の指定などを UNIX で行いたい場合。
Windows から印刷する場合は、ドライバが入っていれば印刷時に設定画面が出ます。 UNIXでPSファイルを直接印刷する設定にしている場合、PSファイルの最初に両面 印刷などの指定を書き込んでやれば、同様に印刷設定ができます。
例(両面印刷指定)
%! << /Duplex true /Tumble false >> setpagedeviceこのようなテキストファイル bs.ps を作成し、
cat bs.ps filename.ps | lprとすれば、filename.ps が両面印刷されるはずです。
指定するPSコマンドがWebで検索したりしても分からない場合、Windows等で印刷を 「ファイルに出力」して中身を調べる手があります。 (もちろん、正しいPS用プリンタドライバがインストールされていることが前提)
(1)適当なファイルをWindowsで「印刷...」とする。
(2)印刷画面で、印刷に使うPSプリンタを指定し、あとはデフォルト設定のまま
「ファイルへ出力」にだけチェック。「印刷」をクリックするとファイル名を
指定して保存できる。
※拡張子 .prn のファイルが保存される。
(3)今度は印刷画面で両面印刷等、設定変更を行い、ファイル名を変えて同じ
ように保存。
(4)二つのファイルを比較して、変更された個所が必要なPSのコマンド
(UNIX に持っていって diff をかければよい)。
もちろん、作成日など、印刷設定と関係なさそうな部分は無視すること。
他の例
%! %%BeginFeature: *InputSlot MSI mark { <> setpagedevice } stopped cleartomark %%EndFeature
%! %%BeginFeature: *InputSlot MultiTray <> setpagedevice %%EndFeature