Bluesky から二題




26 Nov 2024

時期の米国大統領が決まったら Bluesky に業界人が大流入してきたようで急に記事の数が増えてきた。 で、腰を抜かした話題二つをメモ。

本当は Bluesky に投稿するのが正しいのかもしれんが、フォローが業界の人ばっかりなのでたぶん同じようなのを読んでいて、わざわざ投稿するのも無駄なような気がしてしまって結局ブログに書く老人。

Dorothy Bishopさんが王立協会脱退

理由はご本人のブログ(2024 年 11 月 25 日)に詳しい。 要は Musk 氏が 2018 年に王立協会のフェローとなっていて、どう見ても反科学なのに変やろと 74 名の フェローとともに王立協会の執行部に質問状をおくったところ問題ナシとされたとか。 で、もうやってられんわ、と辞めちゃった。筋通してる。

if you are uncertain about doing something that seems morally right but may have consequences, then it is easy to find a lawyer who will advise against doing it.

「もし人間として正しいけれど結果が重大に思えることをやるかどうか迷っているならば、それを『やらないのが良い』と助言してくれる弁護士を見つけるのは簡単」というのも辛辣。

やはり MDPI と Frontier は要注意

2019 年以降科学雑誌に投稿される記事数が急増しとる。しらべてみるとMDPI と Frontier が同時期に急増。 あとは MDPI のほとんどが特集号とか原稿到着から受理まで(平均?)37 日だとかべらぼう。

Mark A. Hanson さんの 一連の記事 から。元論文

こちらでできることと言えばKatharine Hayhoe さんに習って MDPI と Frontier には関わらないようにするのがよさげ。とはいえ海洋業界は後者とは縁があって 自分でもいくつか共著が。あわわ。