南大洋の水平拡散を推定してたら負になってしまってなんとも気持ちが悪いような気がしたが、 Physics of negative viscosity phenomena (V. P. Starr) という 1968 年の本がある。 O.M.Phillips による書評 も見つかった。どういうことかと思っていたら Young さんの発表資料 にそれっぽい図があった。"Negative viscosity.." の 23 枚目。式で書けば Φ′=acos(kx−U(y)t) なる擾乱の運動量輸送 ⟨u′v′⟩ が Uyy に比例するのが味噌。曲率が負の部分ではこれは一般流を加速する。さらに展開するとManfroi and Young (1999) らしいがこちらは読むのが大変。