先日セミナーが終わったらどこかで見た顔の人がつかつかと寄って来て「久しぶり」と。L.-S. さんである。会ったのはもう 20 年以上前になる。ちゃんと覚えていてしかも最後にメールやりとりした時は確かオーストラリアにいたよね、などと細かい事まで。
親戚が日本人と結婚したとかなんとかで日本人に同情的(こういう人は結構いる)だったこともあったが、なんとこの人は私の最初の論文の改訂の仕方を教えてくれたり英文の変なところとかを直してくれたのだった。別に指導教官とか師弟とかそういう関係なしにまったくのボランティアでそこまでやってくれた。とにかく仕事の早い人で一二時間程度だったと記憶するが。
確か英国人で、RVWみたいに姓が二つあるのは家柄がよろしいのだろうか。まあ業績リストを見るまでもなく芯から頭の良い人でこういう人を見ると世界は広いなと思う。