Uber, Lyft, Bounce




09 Apr 2018

いわゆるライドシェアというやつ。タクシーと言わないことが重要だそうで、たまたま 方向が同じ車に同乗させて貰うという扱い。車なし生活で一週間経った。立ち上げやら 何やらでおそらく滞在中最大回数くらい乗っていると思うのでまとめてみる。

詳細
3日(水) 近所のショッピングセンターまで買い物
往路 Lyft Line $3.12 復路UberX $6.85
ちょいと離れた自転車屋まで納車
往路 Lyft Line $7.15
4日(木) 職場まで荷物持って + 夕食はお呼ばれ
往路 Lyft $12.31 復路Lyft $25.44
7日(土) ちょいと離れた日本食レストランまで買い物
往路 Lyft $13.47 復路 Lyft $11.59
8日(日) 近所のショッピンセンターまで買い物(往路は歩いてみた)
復路 Lyft $6.25
合計 $86.18

レンタカーは安いところでも一日保険込みで $30 くらいだから三日ぶんで 一週間生活できた事になる。チップとか職場割引は入れていない。ただ、 自由度は低いしドライバーが悪人だとどうしようもない。台数はだいぶ多くて 最大で10 分待ち。大体 5 分で来る。

はじめ Uber を試しているのに Lyft に収束しているのはサービスがいいから。運賃は 殆ど変わらないけれど、レシートメールがチップ込みで見やすいとか、登録名を 間違えてしまったので「直して」メールを出したら一時間くらいで完璧に対応された とか。

\# ドライバーには登録名しか見えない。姓は見えない。

これでタクシーより安いとはどういうことか。タクシーに乗って払う運賃には

1.ドライバーの給金 1.車の経費(購入、整備、ガソリン代) 1.タクシー会社の経費

の三つが入っているわけで、理想的には 1. と 2. がタクシーとライドシェアと同じ ならば 3 が減っただけということになる。でも実際は 2. は同一車種を大量購入 して自社整備してガス入れてるタクシーの方がライドシェアより圧倒的に安いはずで そんなに 3. て大きいんだろか。

調べてみるとライドシェアのドライバの時給は$3ちょっとという記事がある(ただ これは Uber の反論にあっているようでどうなるか分からんが)。でもドライバーが 損しても会社は何もしてくれないわけでやはり「経費計算をシビアにやらない個人 運転手」につけこんでいる、という面はありそうな。とにかく参入障壁が低いのが 売りなのでちょっとやって嫌ならやめればいいわけで、長くやらず短期の人が流れ 続ける日本のポスドクのようなビジネスなんだろうか。

この件に関してオーストラリアの田村さんからこんなサイトを教わった。考えている人は考えているらしい。

その辺りの問題意識を刺激しているのか第三の Bounce というのが始まったと 昨日のドライバから聞いた。ここの新しいのはドライバが会社の株を貰えるそうで 長期的に働いて欲しいということらしいが、資料を斜め読みするとなんだか。

とにかく一時滞在者には非常に助かるサービスなので少しでも良い思いをしたら チップを払ってできるだけ長くこのサービスが続いてくれるようにちょいとだけ お手伝い。