最近(とくに低い方の)MOC が弱くなるという話を聞くのでメモ。
- Kusahara and Hasumi (2013) とくに Paragraph 37. AABW 生成量が減るから、でよい?
- ちょいと変化球だがHan et al. (2013)。
- 西風強化との文脈ではShakespeare and Hogg (2012) とNikurashin and Vallis (2012)。
- インバースモデルでは Kouketsu et al. (2009) 。
- Paleo な時間スケールだとむしろ逆で、温、二酸化炭素増、Antarctic productivity大(Sigman et al.; 2010) で、最後のは大体 AAIW + SAMW + AABW 生成量という理解でよろしいか。今回のは anthropo なのでちょいと違うかも。
- Monday et al. (2013) は逆に風と共に強くなる(Fig.9b)。鉛直拡散大きくしてもやはり強くなる(FIg.11b)。渦が強くなって southern boundary cooling が強くなるかららしい。
- Abernathey et al. (2011) では風と共に弱くなる(Fig.5)。
- Spence et al. (2014) は強くなるという主張。
- Patara et al. (2014) は下は弱くなるが上が強くなる。ただし AMOC 限定?
- Morrison and Hogg (2013) は理想化しつつも ACC + MOC でこれは強くなる。