海洋の流れは乱流です。それでいて、ときに海流のような秩序を示します。そのような対象をどのように理解出来るか。 そんな問題意識を持ってフロートや船舶や人工衛星で取得されたデータを調べています。
海洋乱流混合の定量化、および、その海洋大循環場に果たす役割に興味があります。特に、海洋大循環モデルで内的に再現できない乱流混合の強度や効率が、 乱流の駆動メカニズムの違いに応じて、どのような外部パラメータでどのように推定されるのかを、観測と理論の両面から研究しています。詳しくは、 伊地知 (2024) をご覧ください。
複雑な非線形・非平衡流体現象の普遍的性質の解明に興味があります。今は海洋の拡散現象を支配する過程について、力学系理論や位相幾何学といった道具を使ってうまく記述できるようになることを目指しています。
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