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二千年ものへの挑戦
研究紹介

日比谷研で相模湾へ with 青鷹丸(6月13日〜14日)

乱流計のテスト

 乱流計のテストを見学させてくれるとのことで、相模湾へ一泊二日で行ってきました。船に人数的余裕が結構あるとのことだったので、日比谷研から六人、船に乗り込みました。乱流計につける浮体の取り付けをいろいろ変えて上昇速度をいろいろ変えてみたり、その際の乱流スペクトルをいろいろ見たりできました。 

密度の濃い一日だった

 今回の観測の目的は、近いうちに大海原で活躍する予定の乱流計のテストでした。本観測ではないので、一日のうちに出港から観測、帰港まで全部済ませてしまうスケジュール。今まで僕の経験した観測は、出港から目的の海域で観測を行なうまで数日、観測後港に戻るまで数日という長期に渡るものばかりだったので、今回の船旅(?)は日程が一日だけだからというより、一日に限られていたからこそ逆に密度濃くハードだったかなという気もします。もちろん、長い船旅の方が本質的に大変だとは思いますが。(実際今までのいずれの観測航海においても、僕は後半期相当消耗していた。)青鷹丸に一緒に乗った皆様、お疲れ様でした & ありがとうございました。

ミルクティーが好き。

 疲れたときには水分と糖分を適度に補給するのが良いのだろうか。飲み物として船内にミルクティーを持ち込みましたが、なにげにこれのお影で助かったと、勝手に思い込んでいたりします。
 この日は天気もかなり変わりました。太陽ギラギラで凪のときもあったし、陽射しが強く風の強いときも、雨で風のないときあるときいろいろでした。天候のアンバランスさもこの日の疲労に一役かっていたことは間違いないでしょう。陽射しが嫌で終始長袖を着てヘルメットもずっとかぶっていたため、僕のこの日の戦利品は鼻だけ真っ赤に焼けたことでした。ピエロみたいで結構笑えました。二日後には大分回復しましたが。


作成者:古市尚基(ふるいちなおき)