主に北半球冬期に発生する成層圏突然昇温は、中層大気中で発生する最もドラ スティックな現象として、Scherhag(1952)による発見以来、今もなお活発な研究 がなされている。
本発表の前半部では、最新の全球再解析データを用いて調べた過去30年間の成層 圏突然昇温の動向を報告する。 後半部では、昇温時に発生する東風の持続期間が年によって大きく異なる点に着 目し、変形オイラー平均、およびEliassen-Palm fluxを用いて調べた結果を報告 する。
場所 | 理学部 1号館 西棟 7階 710号室 | |
日時 | 05 月 07 日 (木) 16:30〜18:00 | |
講演者 | 冨川 喜弘 | |
講演題目 | 成層圏突然昇温時の東風持続性に関する研究 | |
概要 | ||
主に北半球冬期に発生する成層圏突然昇温は、中層大気中で発生する最もドラ スティックな現象として、Scherhag(1952)による発見以来、今もなお活発な研究 がなされている。 本発表の前半部では、最新の全球再解析データを用いて調べた過去30年間の成層 圏突然昇温の動向を報告する。 後半部では、昇温時に発生する東風の持続期間が年によって大きく異なる点に着 目し、変形オイラー平均、およびEliassen-Palm fluxを用いて調べた結果を報告 する。 |